(ブルームバーグ):23日の米株式市場で、大手ハイテク企業7社「マグニフィセント・セブン」が下落している。マグニフィセント・セブン指数は、2025年4月の関税ショック以来最大の下落率を記録する公算が大きい。
市場では、前日引け後に発表されたアルファベットとテスラの決算を受け、株式相場を押し上げてきたAIブームが持続するのか懐疑的な見方が広がっている。
ブルームバーグ・マグニフィセント・セブン指数は一時4.8%安となり、時価総額が約7670億ドル(約125兆6000億円)減少した。下げを主導したのはアルファベットとテスラ。アルファベットは2026年の設備投資見通しを最大2050億ドルに引き上げた。一方、テスラの利益は市場予想を大きく下回り、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は投資家に対し、2026年は設備投資が大幅に増える年になると語った。

マホニー・アセット・マネジメントのケン・マホニー最高経営責任者(CEO)は「本当の問題は、設備投資の規模だ。投資に見合うリターンがどれほど得られるのか、誰にも分からない」と語った。
さらに、イラン戦争の激化に伴う原油価格の上昇など、マクロ経済環境の悪化も、大型ハイテク株への圧力を強めていると指摘。「まさに悪材料が重なるパーフェクトストームの状況だ」と述べた。

テスラ株は一時15%下落し、取引時間中としては2025年6月以来の大幅安となった。アルファベット株は一時8%近く下げ、4月以来の安値を付けた。マイクロソフト、アマゾン・ドット・コム、メタ・プラットフォームズも下落。3社はいずれも来週、決算発表を予定している。
この日はマグニフィセント・セブンを構成する全7銘柄が下落しているが、エヌビディアとアップルの下げは比較的小幅にとどまっている。
原題:Magnificent 7 Lose $767 Billion as AI Skeptics Dump Tech Stocks(抜粋)
--取材協力:Carmen Reinicke.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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