東ヨーロッパ・ハンガリーの首相は、新しい大統領の候補として「チェスの女王」として知られる女性を推薦したと発表しました。辞職した大統領を前政権の「操り人形」だったとも批判しています。

ハンガリーで今年5月に就任したマジャル首相は、前のオルバン政権時代からの改革を進めていて、前政権の「操り人形」だったとしてシュヨク大統領を事実上罷免にする案を盛り込んだ憲法改正案を賛成多数で可決させました。

大統領は18日に法案に署名し、辞職しました。

マジャル氏は19日、新たな大統領候補として、「チェスの女王」として知られるユディット・ポルガー氏を推薦したと発表、今後30日以内に議会での投票を経て、新たな大統領が選出されます。

ポルガー氏は、チェスの女性プレーヤーでの世界ランキングで長年1位を獲得しているということで、マジャル氏は「政治的なつながりではなく、卓越した才能、勤勉さ、忍耐力、そして誠実さに敬意を表する」としています。

20日に面会して打診するとしていましたが、その後、ポルガー氏は自身のSNSで「要請に応えることはできない」として、候補指名を辞退する意向を示しています。