アメリカの連邦地方裁判所は、メディア大手パラマウント・スカイダンスによるワーナー・ブラザース・ディスカバリーの買収について一時差し止めを命じました。
パラマウントによるワーナー買収をめぐっては、カリフォルニアやニューヨークなど12の州が今月13日、「映画制作や配給の競争環境が損なわれる」などと指摘し、買収の差し止めを求め提訴していました。
カリフォルニア州の連邦地裁は20日、配給市場における統合後のシェアが3割近くに達するとした原告側の主張を認め、「独占禁止法に違反する可能性が高い」などと指摘し、買収手続きの一時差し止めを命じました。
命令は14日間有効で、裁判所は来月3日、より長期の差し止め命令を出すかどうかを審理する予定です。
地元メディアによりますと、一時差し止め命令を受けパラマウント側は「州司法長官らの主張に根拠がないことが証拠によって明らかになると確信している」などと話しています。
一方、カリフォルニア州の司法長官は声明で「超大型合併が日の目を見ないようにするための重要な最初の勝利」としています。
パラマウントによる1100億ドル、日本円でおよそ18兆円規模の買収をめぐっては、このほかにも全米脚本家組合や動画配信サービスの利用者らも買収の差し止めを求めて提訴しています。
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