イランの原子力庁は、南西部にある原子力発電所の建設現場が、アメリカ軍の攻撃を受けたと発表しました。
イラン原子力庁は19日、南西部フーゼスターン州にあるダルホビン原子力発電所の建設現場がアメリカ軍の攻撃を受けたと明らかにしました。原子力庁は今回の攻撃について、「平和利用を目的とした原子力施設への攻撃は国際法に反する」と非難し、アメリカを強く批判しています。
これに対し、IAEA=国際原子力機関は、この施設は建設の初期段階にあり、前回の査察時にも核物質は確認されていなかったことから、「放射線による影響が生じる可能性は低い」と説明しました。また、グロッシ事務局長は、すべての原子力関連施設の周辺で軍事行動を控えるよう、改めて関係国に求めています。
一方、イランは報復姿勢を一段と鮮明にしています。
イランの軍事当局は19日、「アメリカの行動は壊滅的な報復を招く」と警告したほか、クウェートにあるアメリカ軍の拠点への攻撃を開始したと発表しました。
クウェート政府は19日、発電設備を備えた海水の淡水化施設が2日連続の攻撃をうけたことで、運転に支障が出ていると明らかにしています。
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