特殊詐欺の大規模拠点が国際問題となっているカンボジアで、詐欺の撲滅作戦を指揮する政府高官がJNNの単独取材に応じ、「400か所以上の拠点を摘発した」として取り締まりの成果を強調しました。
カンボジア政府 オンライン詐欺対策委員 チャイ・シナリット上級相
「(これまでに)400か所以上の詐欺拠点を摘発し、100%といっても過言ではないほど、詐欺拠点の壊滅が進んだと確信しています」
カンボジアの詐欺対策を指揮するチャイ・シナリット上級相は、JNNの取材でこのように述べ、4月に施行された新法などに基づき、「2000人以上の外国人を摘発した」と明らかにしました。
この法律は、犯罪組織による詐欺や人身売買、資金洗浄などに対する厳罰化を盛り込んだものです。
カンボジアでは特殊詐欺をめぐり国際的な圧力が高まっていますが、シナリット氏は「詐欺の問題を放置することはない」と強調。一方、大規模な拠点の摘発が強化されたことで、犯罪組織が分散し、アパートや飲食店、車などに隠れながら詐欺を続けているとして、対策を続ける姿勢を示しました。
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