国会の会期末まで2週間となるなか、与野党の対立は膠着状態に陥っています。どんな打開策があるのでしょうか。

訪問先のインドで民族楽器を奏でる高市総理。とても和やかな雰囲気です。

一方、きょうの国会。正常化に向けた進展はなく、静まりかえっていました。

きのうおこなわれた与野党の幹部会談では皇室典範改正案の審議を優先するべきだという認識では一致しましたが、審議入りする見通しは立たないままです。

審議に入るための前提条件として、与野党の議員が口を揃えるのが…

自民党 村井英樹 議運筆頭理事
「静謐な環境作りに努めている」
中道改革連合 階猛 幹事長(きのう)
「静謐な環境を整えて」

静かで落ち着いているさまを表す「静謐」。

その環境を作るために野党は2つのことを求めています。

1つは与党が審議を強行した議員定数削減法案などの成立を断念すること。そして、もう1つが高市総理の国会審議への出席です。

中道改革連合 小川淳也 代表
「高市さん、党首討論出てきてください。高市さん、予算委員会出てきてください」

これまで野党側は総理の国会出席を繰り返し求めてきましたが、応じてこなかったことが対立悪化の根源にあると主張しているのです。

高市総理(おととい)
「国会から出席の求めがありましたときには出席して誠実に答弁をしてまいりました。今後もその方針に変わりはございません」

高市総理はこう話しますが、政権内の本音は異なるようです。

政権幹部
「普通に考えれば総理出席の集中審議もせず、党首討論もおこなわない状況が一番『静謐』だ」

きょう午後、訪問先のインドから帰国の途についた高市総理。決断が求められています。