アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会のウォーシュ議長は、利上げを検討する必要があるかどうかについて明言せず、金融政策の方向性を示しませんでした。

ウォーシュFRB議長
「私は同僚たちの意見を非常に真剣に受け止めている。4週間後の会合では活発な議論を交わしたい」

ウォーシュ議長は1日、ポルトガルで開かれた各国の中央銀行総裁らによる討論会で金融政策を決める次回の会合では、利上げを検討するかを問われ、このように述べました。

中東情勢の影響で物価高が進んだことから、日本やヨーロッパの中央銀行は相次いで利上げを決定していて、その発言が注目されていましたが、金融政策の方向性には言及しませんでした。

また、ウォーシュ議長は「この4週間でインフレリスクは後退した」との見方を示したうえで、物価の安定に取り組む考えを強調しています。