ミャンマー軍が主導する政権は、5年前のクーデター以降、拘束が続いている民主派指導者のアウン・サン・スー・チー氏について、「健康状態は非常に良好だ」とする一方、国際機関の代表者であっても面会は認められないとの立場を示しました。

ミャンマー親軍政権の大統領府報道官は先月30日、首都ネピドーで記者会見を開き、今年4月に刑務所から指定住居での軟禁措置になったと発表されたスー・チー氏について、「健康状態は非常に良好で、定期的な健康診断を受けており、問題はない」と強調しました。

健康状態が懸念されているスー・チー氏をめぐっては、ASEAN=東南アジア諸国連合の議長国フィリピンが特使との面会を求めていますが、報道官は、「服役中のため面会は認められない」との認識を示しました。

一方、2021年の軍事クーデター後に新規のODA=政府開発援助を停止した日本政府に対し、「鉄道プロジェクトなどがとん挫したことで国民は苦しんでいる」として、援助の再開を求めました。