訓練内容を見直すとして一部で中止されていた陸上自衛隊・レンジャー部隊の訓練について、小泉防衛大臣は7月以降に再開すると明らかにしました。

小泉進次郎 防衛大臣
「新たなレンジャー教育を速やかに開始できるように準備を進めており、我が国の安全保障に万全を期してまいります」

陸上自衛隊のレンジャー部隊は有事の際に最前線に立って任務を行うことが想定される、いわゆる"精鋭部隊"と位置付けられています。

しかし、このレンジャー隊員の訓練をめぐっては、訓練中に隊員の死亡事故が相次いでいたことに加え、「情勢の変化から訓練内容の見直しが必要となった」として去年3月から一部の部隊で新たな隊員の訓練が中止されていました。

この訓練について小泉大臣はきょう(26日)の会見で、内容を見直したうえで7月以降に再開する考えを明らかにしました。

見直しの具体的な内容については▼ドローンなどの無人機への対処能力や操縦技術の向上に向けた訓練や、▼市街地などでの戦闘を想定した訓練などを新たに取り入れるとしています。

また、これまで全国の部隊で一律で定められていなかった隊員の健康状態などの安全確保策について、▼水分補給や睡眠時間の基準を定めることに加え、▼隊員が着用し体調管理ができる機器などを活用し健康状態の確認などを行うこととしています。