イラクは主要油田の一つに生産停止を命じた。原油を積み出すための空のタンカーが十分に到着していないことが理由で、中東の原油供給回復が必ずしも順調には進まない可能性を示している。

イラク石油省は西クルナ2の全面的な操業停止を指示した。ブルームバーグが文書で確認した。事情に詳しい関係者によると、この措置は、輸出用のタンカーが不足し、原油を搬出できなくなっていることが理由だ。

イラクはペルシャ湾沿岸でサウジアラビアに次いで第2位の原油生産国で、つい最近、主要油田の増産を操業企業に要請したばかりだった。

米国とイランの暫定和平合意を受け、いまや日量数百万バレルの原油が再びペルシャ湾から輸出されている。だが、生産を継続しつつ貯蔵施設の容量が満杯になるのを防ぐには、原油を積み込み運び出す数十隻のタンカーが必要になる。

イラク石油省は、通常の業務時間外に行われた電話とテキストメッセージによるコメントの要請に、返答しなかった。

原題:Iraq Orders Oil Halt at West Qurna 2 on Lack of Empty Tankers(抜粋)

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