中国の李強首相は24日、国際会議で演説し、アメリカなどを念頭に自由貿易を推進する中国の姿勢を強調しました。

中国の李強首相は24日、遼寧省大連市で開催されている世界経済フォーラム主催の国際会議「夏季ダボス会議」で演説しました。

この中で李強首相は、アメリカなどを念頭に「単独主義や保護主義が台頭している状況下でも、中国は一貫して対外開放の積極的な拡大を堅持していた」と主張。

63か国に対してゼロ関税政策を実施しているとして、自由貿易を推進する中国の姿勢を強調しました。

また、宇宙ロケットやAIなどを例に「中国では新技術、新製品、新業態が次々と登場している」として先端技術による成果をアピール。

そのうえで、「一部の人々が『中国製品の競争力は主に中国政府の補助金によるものだ』と主張しているようなことではない」と述べ、中国政府による補助金が市場の競争をゆがめているという国際社会からの批判に反論しました。

今年の「夏季ダボス会議」は「イノベーションの波及拡大と深化」がテーマとなっていて、90以上の国と地域から政財界の要人ら1700人余りが参加しています。