(ブルームバーグ):イランとオマーンは23日、ホルムズ海峡の将来的な管理体制についての合意を目指し、協議を開始すると発表した。通航管理にかかる費用も協議対象で、市場関係者や船主らは、通航料制度が導入される可能性を懸念している。
共同声明によると、ホルムズ海峡に面する両国は、「国際基準に則した関連費用」も含め、航行に関連するサービスについて協議を始める。両国はホルムズ海峡の安全を確保し、国際航行に対し開放された状態の維持に引き続き取り組むと表明した。
米国との暫定和平合意に達して以来、イランはホルムズ海峡の管理権限を強めようとしている。先週は、船舶がホルムズ海峡を通過するにはイランの許可が必要で、そのために特定の保険への加入を義務づけるとした。保険料は現時点では無料だが、将来的に通航料の徴収につながる可能性がある。
関係者によると、英国など米国の同盟国は、ホルムズ海峡の通航に料金を課そうとするイランの試みを受け入れたり既成事実化したりしないよう、トランプ政権に強く求めている。
海運業界は、通航料の導入は国際海事法に反しており、他の海峡や水路でも同様の措置が取られる危険な前例となりかねないと訴えている。
原題:Iran and Oman Say They’ll Work on Pact for Hormuz Transit Costs(抜粋)
もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
©2026 Bloomberg L.P.