(ブルームバーグ):米メタ・プラットフォームズは23日、同社初となる自社ブランドのAIグラス「メタ・アドベンチャラー(Meta Adventurer)」と「メタ・フューリー(Meta Fury)」を発表した。
これまで「レイバン」や「オークリー」を傘下に持つ眼鏡大手エシロールルックスオティカとの提携を通じてスマートグラスの普及を後押ししてきたが、自社ブランドによる低価格モデルの投入で幅広い市場の開拓に乗り出す。
米国でのMeta AdventurerとMeta Furyの価格はいずれも299ドル(約4万8300円)からで、昨年発表した第2世代の「レイバン・メタ・ウェイファーラー(Ray-Ban Meta Wayfarer)」より80ドル安い。
さらに、有名タレントのカイリー・ジェンナー氏とのコラボレーションモデル「Starfire(スターファイア)」も投入する。価格は399ドルからで、より若くファッション志向の強い消費者層への訴求を狙う。
グラスの設計はメタ、生産はエシロールルックスオティカがそれぞれ手掛ける。
アップルも来年スマートグラス市場への参入を予定しているとみられており、メタはこれに先立つ形で自社ブランドを打ち出した。アップルもメタと同様、投入予定のスマートグラスを自社で設計している。
Adventurerは、長方形のフレームに細めの縁を採用し、Wayfarerに似たデザインとなっている。サイズはレギュラーとラージの2種類を用意した。FuryはAdventurerに近いデザインだが、より厚みのあるフレームを採用している。カイリー・ジェンナー氏とのコラボモデルであるStarfireは、女性の間で人気が高まっているスリムな楕円型のデザインが特徴だ。
カラーはべっ甲柄やブラック、グリーンなどを展開するほか、調光レンズ、偏光レンズ、クリアレンズを選択できる。新モデルはいずれも度付きレンズに対応している。
ハードウエアおよびソフトウエアの機能は、基本的にメタの他のディスプレー非搭載スマートグラスと同様だ。一方、今回新たにノーズパッドを手動で開閉することで、鼻幅に合わせて3段階で調整できる機能を追加した。メタが最近投入した新たなAIモデル「ミューズ・スパーク(Muse Spark)」も標準で利用できる。
原題:Meta Debuts Glasses Under Own Its Brand at Lower $299 Price(抜粋)
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