米銀ゴールドマン・サックス・グループでは株式トレーディング収入が4-6月(第2四半期)に50億ドル(約8080億円)を超え、再び過去最高を更新する見通しだ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

四半期末まであと約1週間となる中、経営陣は同収入について1-3月(第1四半期)に計上した53億ドルを上回る可能性があると予測している。関係者は匿名を条件に話した。実際にそうなれば、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均の47億7000万ドルを大きく上回り、3四半期連続で業界最高記録を更新することになる。

ゴールドマンの広報担当者はコメントを控えた。

関係者によると、同行の株式トレーディング部門はアジアでの取引活況に支えられており、トレーディングや資金調達関連業務の増加につながっている。AIおよびそれを支えるインフラ関連分野への投資拡大を材料に投機を狙うヘッジファンドの旺盛な需要が背景にあるという。

イーロン・マスク氏率いるスペースXの過去最大規模となる新規株式公開(IPO)を巡る投資家の熱狂も、ウォール街全体の株式部門に追い風となった。ゴールドマンは同案件で主幹事筆頭の座を獲得した。こうした大型案件は主に投資銀行部門に恩恵をもたらすが、関連する売買活動を誘発することでトレーディング部門の収益押し上げにもつながる。

原題:Goldman Equities Haul to Rip Past $5 Billion Toward New Record(抜粋)

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