イーロン・マスク氏が率いる米宇宙開発企業スペースXの新規株式公開(IPO)で、日本での募集金額は22億ドル(約3500億円)となった。12日に開示された訂正有価証券届出書で明らかになった。

資料によると、最終的な発行株数は1629万6296株に決まった。IPO全体では5億5555万5555株が世界の投資家に販売され、日本での募集分はおよそ3%を占めた。公開価格は1株135ドルで、総額750億ドルのIPOは史上最大規模だ。

IPO全体に対する需要は募集の4倍超に達した。今回のIPOでは個人投資家への配分が多く、米国では異例となる20%の株式が割り当てられ、申し込みは1000億ドルを超えたという。

日本はオーストラリアやカナダなどとともに、個人が直接IPOに参加できる市場の一つであった。米国みずほ証券から委託を受ける形で、みずほ証券と楽天証券、SBI証券が国内投資家からの申し込みに対応した。

日本での募集には、国内取引所に上場せずに株式の公募・売り出しを行う「POWL」と呼ばれる手法が活用された。過去には、米クレジットカード大手のビザやエネルギー会社の中国神華能源などが同手法を採用、直近では3月にPayPayが米国に上場する際にも利用された。

もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp

©2026 Bloomberg L.P.