(ブルームバーグ):ペルー大統領選挙の決選投票が7日行われ、出口調査では左派のロベルト・サンチェス元貿易・観光相が若干リードしているものの、勝敗の行方が分からない状況が続いている。
イプソスの出口調査では、サンチェス氏の得票率が50.3%。故フジモリ元大統領の長女で保守派のケイコ・フジモリ氏が49.7%となっている。調査会社データムの調査は、サンチェス氏が50.14%、フジモリ氏が49.86%。両調査の見通しはいずれも誤差の範囲内。
イプソス・ペルーのアルフレド・トーレス社長は「明らかに非常に接戦の統計的同点だ」と述べ、「この結果だけで、勝者となる可能性のある候補について、何らかの結論を導き出すことはまだできない」と指摘した。
公式結果は開票の進展に伴って更新されるが、異議が申し立てられた票の審理が予定されているため、完全な公式集計は7月中旬までずれ込む見通し。
サンチェス氏が勝利すれば、中南米諸国が右傾化する流れに逆行する結果となる。両候補は、政治的混乱が続くペルーをどのように率いるかについて、極めて異なる考えを掲げている。
ペルー経済は過去5年間で何人も大統領が交代する中でも、他の一部新興国を上回る実績を維持。決選投票を勝ち抜いた候補は7月28日にバルカサル暫定大統領を引き継ぐ形で大統領に就任し、5年の任期を務める。
原題:Peru on Edge as Pollsters Show Leftist Holding Narrow Lead (1)、Peru on Edge as Exit Polls Show No Clear Presidential Winner (1)(抜粋)
--取材協力:Antonia Mufarech.
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