アメリカとイランによる戦闘終結にむけた覚書署名後、代表団による初めての直接協議が日本時間きょう午後、スイスで行われる予定です。双方の代表団もすでに現地入りしていますが、レバノン情勢をめぐり協議が進展するのか懸念も出ています。
アメリカのバンス副大統領は、日本時間のきょう午後、イランとの協議が行われる予定のスイス中部ビュルゲンシュトックのホテルに到着しました。
アメリカ バンス副大統領
「核問題やレバノンでの停戦問題について前進できることを期待している」
バンス氏はアメリカ出発時にこのように述べたうえで、スイスには「1日、2日滞在する」としています。
アメリカとイランが交わした覚書では、最大60日間の交渉期限を設けて戦闘終結の最終合意を目指すとしており、イラン側からはガリバフ国会議長やアラグチ外相らの代表団がすでに現地入りしています。
また、仲介国パキスタンのシャリフ首相らもスイスに到着。パキスタン外務省によると、仲介のためカタールの代表団も協議に参加するということです。
これより先の20日、イランの軍事当局は「ホルムズ海峡を封鎖する」とする声明を発表しました。レバノンを含むすべての戦線で戦闘を終結させるとする覚書の条項にアメリカが違反しているためとしていて、イスラエルが停戦合意に違反し、レバノン南部への攻撃を続け、撤退しないことへの対応だとしています。
一方、アメリカ中央軍は、「ホルムズ海峡における商船の航行は増加した」とSNSに投稿。「国際航路の安全な航行は維持されている。55隻の商船が通過し、多くの貨物と1700万バレル以上の石油が世界の市場に輸送された」としています。
こうしたなかアメリカのCBSテレビは、協議に加わる外交官の話としてイスラエルとヒズボラの紛争が、アメリカとイランの初日の協議の緊急議題として追加されたと報じました。
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