(ブルームバーグ):中国がオーストラリア向け乗用車輸出で日本を抜き、トップとなった。電気自動車(EV)需要急増を背景に比亜迪(BYD)など中国メーカーの対豪輸出が過去最高水準に膨らんでいる。
豪政府が4日に公表したデータによると、4月に中国から豪州に到着した乗用車は約3万6000台と、日本からの約2万9000台を大きく上回った。1-4月の中国車輸入台数は10万台を超え、前年同期比51%増えた。
イラン戦争を背景としたガソリン価格の急騰を受け、消費者が燃費効率の高い車へ移行したことで、豪州では3月と4月のEV輸入が急増した。
豪連邦自動車産業会議所が先に公表したデータによれば、5月に豪州で販売された自動車は、EVとハイブリッド車がほぼ半数を占めた。BYDは市場シェアを1年で2倍超に拡大し、販売台数で2位となった。一方、単一ブランドとしてはトヨタが引き続き首位を維持した。
BYDの勢いは今後も続く可能性が高い。同社は今月、約5000台のEVを豪州へ輸送するため、自社保有の自動車運搬船を初めて活用。BYDの船舶は数日前にメルボルンへ入港し、その後シドニー近郊の港に停泊していると、現地メディアと船舶追跡サイトが伝えた。
原題:China Speeds Past Japan in Australian Car Imports on EV Bonanza(抜粋)
--取材協力:Peter Vercoe.
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