(ブルームバーグ):ウクライナのゼレンスキー大統領は4日、ロシアのプーチン大統領に宛てた公開書簡で、戦争終結に向けた和平交渉を提案した。
ゼレンスキー氏は「ウクライナは交渉期間中、全面的な停戦を受け入れる用意がある」と表明。そのうえで、「私たちウクライナ人は恒久的な戦争を望んでいない。私たちは戦争のない暮らしの方がはるかに良いことをよく分かっている。そして、それを実現したいと考えている」とした。
ゼレンスキー氏の提案は、ドイツ、フランス、英国の欧州3カ国が、ロシアとウクライナを交えた会談を開く可能性を検討するなかで示された。3カ国はこの問題について、ウクライナ当局者とも意見交換しているという。事情に詳しい関係者が、非公開協議であることを理由に匿名で明らかにした。
関係者によると、米国主導の和平交渉が行き詰まる一方、戦況がこう着するなかでロシア軍の損失が増大していることから、英独仏3カ国はプーチン氏を交渉の場に引き出す機会が生まれているとみている。
ウクライナ軍によるロシア領内深くへのドローン(無人機)攻撃が成果を上げ、ロシア政府高官らが戦争継続に抵抗している兆しがあることも、プーチン氏への圧力を強めている。
ロシア政府のペスコフ報道官は、プーチン氏は公開書簡をまだ確認していないが、後ほど内容について説明を受けると述べた。タス通信が報じた。同報道官は、ゼレンスキー氏が会談を望むのであれば、モスクワに来ればよいと語った。
一方、ゼレンスキー氏は書簡で、首脳会談は第三国で開催すべきだと主張し、開催地としてモスクワを拒否している。
原題:Ukraine’s Zelenskyy Proposes Peace Talks in Open Letter to Putin(抜粋)
(第3段落以降を追加します)
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