ウクライナで、ロシア軍はドンバス地方での大規模な攻勢に向けて、さらに態勢を強化しているとの分析をアメリカ国防総省が明らかにしました。


アメリカ国防総省の高官は20日、ロシアが新たに4つの部隊=大隊戦術群をウクライナ国内に投入したことを明らかにし、このうち3つは東部ドンバス地方に入ったと説明しました。

ロシアが先週以降ウクライナ国内に投入した大隊戦術群はこれであわせて17群にのぼります。

また、マリウポリの攻防についてはウクライナ側の応戦が続く一方、ロシア側は爆撃機による空爆などを続けていて、「依然として争われている状況だ」としています。