ルビオ米国務長官は2日の議会公聴会で、米国の対イラン戦争を擁護した。またエボラ出血熱の感染拡大が深刻化する中、トランプ政権の世界保健戦略についても正当性を訴えた。公聴会は民主党議員との激しい応酬の場となった。

ルビオ長官は米軍がイランのミサイルおよび無人機(ドローン)能力の大部分を破壊したと説明した。一方で、ドローンは製造が容易なため、イランが依然として多数を保有していることを認めた。また、イランがホルムズ海峡の広範囲に機雷を敷設したとも指摘した。イランは米国による対イラン軍事作戦「オペレーション・エピック・フューリー(壮絶な怒り)」の開始以降、同海峡を事実上封鎖しており、世界のエネルギー価格は急騰している。

ルビオ氏は、トランプ政権入りする前に自身も所属していた上院外交委員会で証言し、「エピック・フューリー作戦については反対した人もいれば、賛成した人もいた。しかし、軍事目標の達成という点では極めて成功した。イランの防衛産業基盤は大幅に弱体化している」と述べた。

共和党議員が対イラン軍事作戦やルビオ長官の指導力を称賛する一方、民主党議員は政権の外交トップである同氏を厳しく追及した。

民主党のバンホーレン議員(メリーランド州選出)はルビオ長官に対し、イスラエルのネタニヤフ首相は、対イラン戦争に加わるほど「愚かで無謀な」米大統領が現れるのを40年間待ち続けていたと批判した。

バンホーレン氏はさらに、「トランプ政権の外交政策は完全に混乱している」と述べた。

ルビオ氏は、アフリカで深刻化するエボラ出血熱流行への米国の対応についても追及された。米国際開発局(USAID)の解体や世界保健機関(WHO)からの脱退が感染拡大への対応を妨げているとの批判が上がっている。

原題:Rubio Defends Iran War, Ebola Response in Combative Hearing (2)(抜粋)

--取材協力:Derek Wallbank.

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