(ブルームバーグ):ドイツの産業用ロボット開発会社アジャイル・ロボッツは、ソフトバンクグループなどの既存投資家から約8億ドル(約1280億円)の新規資金を調達する方向で協議を進めている。投資家の間では、人工知能(AI)を実世界で活用する企業への関心が高まっている。
ソフトバンクグループは3億ドル超を出資する方向で協議している。事情に詳しい関係者が匿名を条件に明らかにした。同社は以前にもアジャイル・ロボッツの資金調達ラウンドを主導した。
関係者によれば、協議はまだ初期段階にあり、最終的な調達額や条件は変更される可能性がある。
アジャイル・ロボッツとソフトバンクグループの担当者はいずれもコメントを控えた。
ロボティクス関連スタートアップの資金調達額や企業価値は過去1年で急拡大している。AIソフトウエアの普及が進み、投資家が製造業や物流、エンジニアリングなど実世界の現場での技術応用に期待していることが背景にある。調査会社ピッチブックのデータによると、同分野への世界の投資額は2025年に276億ドルと、前年の3倍超に増加した。
アジャイル・ロボッツは2018年にドイツ航空宇宙センターの研究者らによって設立された。ヒューマノイド(人型)ロボットやロボットアーム、倉庫用ロボットなどのハードウエアに加え、ソフトウエアの開発も手掛ける。本社はミュンヘンに置き、中国でも事業を展開している。従業員数はドイツと中国、インドを合わせて3200人を超える。
原題:SoftBank in Early Talks to Back $800 Million Agile Robots Round(抜粋)
--取材協力:Lulu Yilun Chen.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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