人材派遣大手5社が、派遣先から受け取る料金を引き上げるカルテルを結んでいた疑いがあるとして、公正取引委員会が立ち入り検査をしたことが分かりました。

独占禁止法違反の疑いで立ち入り検査を受けたのは、人材派遣大手「パーソルテンプスタッフ」、「スタッフサービス」、「リクルートスタッフィング」「マンパワーグループ」、それに「アデコ」です。

関係者によりますと、5社は経営幹部が関わる形で少なくともこの数年間、派遣先の事業者から受け取る「派遣料金」を引き上げるカルテルを結んでいた疑いがあるということです。

「派遣料金」は、派遣社員に支払う賃金などを引いて会社に残ります。

公正取引委員会は、引き上げ分を「利ざや」として差し引いて自社の利益にしていたとみていて、立ち入り検査で実態解明につなげる方針です。