(ブルームバーグ):1日の欧州株は下落。イラン準国営タスニム通信が、イランはイスラエルによるレバノンでの地上作戦拡大に抗議し、米国との協議を停止すると表明したと伝えたことに反応した。
ストックス欧州600指数は0.8%下落。この日は総じて値動きが少なかったが、終盤にかけて売りが広がった。業種別ではエネルギー、テクノロジー株が上昇。ヘルスケア関連株は売られた。
欧州債市場ではドイツ債と英国債が下げを拡大した。イランによる協議停止の表明を受け、原油相場が一時、急速に上げ幅を拡大した。
ドイツ2年債利回りは10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して2.63%と、1日当たりの上げとして4月上旬以来の大幅となった。英2年債利回りは11bp上昇して4.33%と、1日当たりでは5月15日以降で最大の上昇幅だった。
スワップ市場動向によれば、欧州中央銀行(ECB)による今月の利上げは24bpと織り込まれている。年末までは計65bpと、先週末比で12bp上昇した。
トレーダーはまた、イングランド銀行(英中央銀行)について、今年計47bpの利上げを想定している。先週末からは14bp拡大した。
ECBのシュナーベル理事は1日、イラン戦争によるインフレへの影響について、物価圧力がエネルギー分野を超えて広がり、インフレ期待のアンカー(いかり)が外れるリスクが高まっていることから、もはや看過できなくなっているとの認識を示した。
6月1日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)
原題:European Stocks Drop After Report Iran to Stop Talking to US
Bunds, Gilts Extend Declines as Oil Surges: End-of-Day Curves
(抜粋)
--取材協力:Rivaldo Jantjies、Levin Stamm.
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