(ブルームバーグ):米アップルは、グループでの会食やイベントなどの費用を参加者同士で割り勘できるiPhone向けの新サービスを計画している。日常的な金融サービス機能の拡充を進めるとともに、外部アプリに対抗する狙いがある。
この機能ではレシートの写真を撮影し、各参加者に項目を振り分けた上で、支払いのリスクエストを作成できるようになると、匿名を条件に複数の関係者が明らかにした。
アップルは早ければ来週開催する世界開発者会議(WWDC)でこの機能を発表し、iPhone向けの次期OS(基本ソフト)「iOS 27」に搭載する方針だという。
アップルの広報担当者はコメントを控えた。
これを受けて、決済サービス「Venmo(ベンモ)」を展開するペイパル・ホールディングスと、「Cash App」を運営するブロックの株価は上げ幅を縮小した。
今回の新機能は、アップルによる金融サービス事業拡大の新たな一歩となる。2014年にApple Pay(アップル・ペイ)を導入して以降、同社はApple Card(アップル・カード)や、ゴールドマン・サックス・グループと提携した預金口座サービスを展開したほか、企業がiPhoneを使ってタッチ決済を受け付けられる機能も投入してきた。
新機能はWallet(ウォレット)またはMessages(メッセージ)アプリ内で利用できる見通しだ。また、利用者はApple Watch(アップル・ウオッチ)から支払いを承認することも可能になる。
このサービスは個人間送金サービスのApple Cash(アップル・キャッシュ)に紐付けられる。アップルはこれに先立ち、端末同士をかざして送金できる機能も導入している。
原題:Apple Readies Bill-Splitting Feature as Part of Finance Push (1)(抜粋)
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