(ブルームバーグ):英住宅金融ネーションワイド・ビルディング・ソサエティーが1日発表した5月の住宅価格は、ほぼ1年ぶりの大幅な値下がりとなった。イラン戦争の影響を受けた金利上昇が住宅購入見込み客に重くのしかかっていることが示唆された。
ネーションワイドによれば、英住宅平均価格は前月比0.6%下落し、27万8024ポンド(約5965万円)だった。今年に入り初めての下落で、エコノミスト予想(0.2%下落)以上の落ち込みだった。前年比では1.7%上昇に伸びが鈍化した。
住宅購入者の慎重な姿勢が続く中、購入の余力は一段と圧迫されている。賃金の伸びはインフレにようやく追いつく程度にとどまり、住宅ローン金利の上昇も重なって、購入者が住宅取得のために借り入れできる額は制限されている。
住宅ローンの金利は最近のピークから低下したものの、マネーファクツによると、2年物固定金利の平均は今も5.68%にある。これは、米国とイスラエルがイランを攻撃する直前の2月下旬時点より、ほぼ0.9ポイント高い水準だ。
原題:UK House Prices Drop as Mortgage Costs Bite, Nationwide Says (1)
(抜粋)
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