トヨタ自動車は1日、豊田章男会長の長男、豊田大輔氏が同社子会社の幹部を退任し、本体に帰任すると明らかにした。

豊田大輔氏

自動運転技術や実験都市を開発するトヨタ子会社ウーブン・バイ・トヨタの発表によると、大輔氏は8月1日でトヨタに帰任し、同社のシニア・バイス・プレジデントなどの役職を退く。後任の人事は追って決定するという。

トヨタの広報担当者は、適材適所と人材育成の観点から大輔氏の帰任が決まった説明した。本体では車づくりの現場に近いところで「主幹」の役職で業務に当たると述べた。具体的な配属部署については言及を控えた。

大輔氏は2016年にトヨタに入社し、電子制御技術部に所属。18年にウーブンの前身であるトヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント(TRI-AD)に移った。直近では静岡県裾野市で建設が進む実験都市「ウーブン・シティ」の開発を主導していた。

ウーブンで最高財務責任者(CFO)を務めていた近健太氏も25年1月トヨタに復帰し、今年4月からは社長を務めている。近氏に続き、創業家出身で子会社の重要プロジェクトを率いてきた大輔氏が相次いで本体に戻る形となる。

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