(ブルームバーグ):OpenAIは計画している新規株式公開(IPO)に向け、シティグループやJPモルガン・チェースなど複数の銀行と協議を行った。事情に詳しい関係者が明らかにした。
シティグループとJPモルガンは、すでにIPO準備に関与しているゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーに加わる可能性があるという。非公開情報であることを理由に関係者は匿名を条件に語った。
OpenAIがIPOを主幹する投資銀行の顔触れを固めれば、年内にも見込まれる上場に向けて一歩前進することになる。「ChatGPT」を手がける同社は、数週間以内に非公開でIPOを申請する見通しだと、ブルームバーグ・ニュースは先に報じている。
関係者によると、シティグループとJPモルガンとの協議が、両行のIPO参加につながるとは限らない。上場準備には他の投資銀行が加わる可能性もあるという。
OpenAIのIPOは、史上最大規模になると見込まれるイーロン・マスク氏のスペースXのIPOに続く大型案件となる。一方、競合のAI企業アンソロピックが今年後半から来年初めにかけて計画する大型IPOに先行する可能性がある。
過去1年間でOpenAIを取り巻く競争は激化している。特に、これまで同社の後塵を拝していたアンソロピックの台頭が目立つ。それでもOpenAIは、AIエージェント関連ツールの進化を追い風に企業向け市場でシェアを拡大しており、売上高は急速に伸びている。
アンソロピックは28日、650億ドルを調達したと発表。企業価値は最新の資金調達を含めて9650億ドル(約154兆円)と評価され、OpenAIを初めて上回った。
原題:OpenAI Said to Discuss Adding Citigroup, JPMorgan to IPO Lineup(抜粋)
--取材協力:Anthony Hughes.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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