(ブルームバーグ):カナダ経済が1-3月期(第1四半期)に2四半期連続のマイナス成長となり、「テクニカルリセッション」に陥った。これは一般に景気後退入りの目安とされる。企業と政府の支出低迷が背景にある。
カナダ統計局が29日発表した第1四半期の実質国内総生産(GDP)は年率換算で0.1%減少した。2025年10-12月期(第4四半期)も1.0%減と、従来の0.6%減から下方修正された。
第1四半期のマイナス成長は予想外だ。ブルームバーグが行ったエコノミスト調査における予想中央値は年率1.5%増で、カナダ銀行(中央銀行)の見通しとも一致していた。
カナダ経済が2四半期連続のマイナス成長となるのは、新型コロナウイルス禍の2020年以来。それ以前では原油価格低迷に見舞われた2015年がある。
統計の発表を受けて、カナダ・ドルは対米ドルで日中安値に沈んだ。
労働市場も弱含んでいるほか、米国の関税措置による一部企業への打撃も続いており、今回の統計でカナダ経済の軟化が改めて浮き彫りとなった。
原題:Canada Dips Into Technical Recession, First Time Since 2020 (1)(抜粋)
--取材協力:Mario Baker Ramirez、Anya Andrianova.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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