ゆうちょ銀行の笠間貴之社長は28日、利回りが上昇している日本国債への投資を2026年度も継続する考えを示した。将来的に運用資産残高が現行の2倍の80兆円程度になる可能性にも言及した。

都内で開いた記者会見で話した。足元では日本国債の利回り上昇(価格は下落)が加速し、国内有数の買い手として同行の運用方針に注目が集まる。笠間氏は「引き続きJGBは今年度も買っていく」と語った。

同行の運用資産残高は26年3月末時点で223兆円で、このうち国債が41兆円と19%を占める。日本銀行による異次元の金融緩和策の下で、同行は23年3月末までの7年間に国債の保有残高を半減させた。笠間氏は、今後保有残高を復元した場合に「JGBに半分を向けると80兆円から100兆円が目安になる」と述べた。

ただ、金利動向や外国証券の投資妙味なども勘案しながら進めていくとし、具体的な投資タイミングは市場動向に応じて柔軟に対応するとも話した。同行は円金利が上昇し始めてからは国債投資を拡大する方針を打ち出していた。

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