不正会計に続いて品質不正の疑いが浮上したニデックの岸田光哉社長は22日、足元の業績はデータセンター関連を中心に引き続き好調だと明らかにした。

岸田氏はブルームバーグ・テレビジョンとのインタビューで話した。データセンターの非常用電源向けなどの需要が特に強いという。供給確保に全力で取り組み、米国や中国、インドで生産体制の強化を進めていることも明らかにした。

昨年表面化した不正会計問題でニデックは東京証券取引所から特別注意銘柄に指定され、同社の成長をけん引してきた創業者の永守重信氏が引退するなど経営環境が激変した。そうした中で品質に関する不適切行為の疑いが浮上し、再び厳しい局面を迎えている。

ニデックのロゴ

岸田氏は不正会計問題を巡る調査の流れは想定通りだとした上で、品質不正疑惑も含めて「信頼を取り戻すことがわれわれにとって最優先課題」だとし、問題解決に全力で取り組む決意を示した。

ニデックの株価は22日の取引で続伸、一時前日比6%高の2788円まで買われた。昨年の不正会計問題で株価は大きく下落していたが4月以降は上昇基調に転じており、2カ月足らずで40%を超える上昇となっている。

もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp

©2026 Bloomberg L.P.