きょう、今年4月の新築マンション、中古マンションの価格が発表されました。新築、中古ともに高止まりが続いていて、東京23区ではともに1億2000万円を超えました。

「不動産経済研究所」によりますと、今年4月に東京23区で販売された新築マンションの1戸あたりの平均価格は1億2498万円となりました。

去年の同じ月より38.9%高く、引き続き、建設資材費や人件費高騰の影響が続いています。

また、1都3県の平均価格は8736万円となりました。3か月ぶりに1億円を下回ったものの、去年の同じ月より24.8%高く、依然高値が続いています。

このほか、きょうは、中古マンションの価格も発表されました。

不動産調査会社「東京カンテイ」によりますと、今年4月の東京23区の中古マンションの平均価格は前の年の同じ月より30.1%上昇し、70平方メートルあたり1億2734万円となりました。値上がりは24か月連続で、最高値を更新しています。

また、1都3県の平均価格は7225万円で、こちらも史上最高値となっています。

ただ、専門家は中古マンションに関して、「これまでのフェーズとは変わりつつある」と指摘します。

東京カンテイ 高橋雅之 上席主任研究員
「堅調な推移とかニーズは集まっているとは思うんですけど、ただ一方で、ちょっとここ1、2年、価格が行き過ぎてしまったエリアや物件に関しては、反響の鈍さから価格を調整する。在庫がだぶつくという動きが出始めているというような認識」

そのうえで、「中東情勢の影響が出てくる5月や6月の動きを注視していく必要がある」としています。