(ブルームバーグ):中国政府は、米国との間で貿易対立を巡り昨年10月に成立した休戦の延長に向けて交渉を継続すると表明した。トランプ米大統領が先週の北京訪問で中国の習近平国家主席と会談し、米中関係の安定化が進む中での動きとなる。
中国商務省は声明で、クアラルンプールでの交渉を通じてまとまった1年間の合意の延長について、米中の通商チームが協議すると明らかにした。この包括的な合意はその後、韓国の釜山で昨年10月末に開かれた米中首脳会談で発表され、一部関税やレアアース(希土類)規制、中国造船企業に対する調査が今年11月まで停止される結果につながった。
同省は米国の関税がマレーシアでの交渉後に設定された水準を超えない限り、中国側として受け入れる方針を示した。この交渉により実効関税率は約30%となり、その後、米連邦最高裁が「トランプ関税」を一部無効としたことで推計21%まで低下した。
トランプ政権は、最高裁判断前の水準に関税を戻すため、通商法301条に基づく新たな調査を進めている。
中国商務省はまた、先週の首脳会談直前に行われた通商協議の成果として、中国によるボーイング機200機購入と貿易・投資を管理する新たな協議会の設置を挙げた。
原題:China Seeks to Extend US Trade Truce, Sets Limit on 301 Tariffs(抜粋)
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