「銀髪経済」観光業界でも注目

記者
「こちらのロボットは、健康状態を測定してくれるということで、実際やってみたいと思います」

ロボットに人差し指を置き、約30秒待つと…

記者
「“少し疲労が溜まっている”と結果が出ていますね」

食事を保温したまま運べる配膳車を出品していたのは、中国ではなく日本の企業。

コロナ禍で一度、中国市場から引いたものの、去年から再び参入し、老人ホームなどに商品を販売していると言います。

エレクター 村田昇ディレクター
「人口が多いだけではなく、急速に高齢化が進んでいて、中国の市場は魅力的。距離も近い。どんどん拡げていきたい」

高齢者がターゲットの「銀髪経済」は、観光業界でも注目されています。

こちらは、定年を迎えた人たちの観光専用列車。旅行の参加者は、太極拳やカラオケ、麻雀などを楽しみながら、中国各地をゆっくりと旅します。

いまのシルバー世代は、高度経済成長の“恩恵”を受けてリッチなのだそうで、参加者からはこんな羨ましい発言も飛び出しました。

中国のシルバー世代
「私たちはリタイアして時間があるし、自由に使えるお金もある。行けるところは全部行ってみたいですね」

ただ、「銀髪経済」はもちろん良いことばかりではありません。

中国の60歳以上の人口は、2035年ごろには4億人を突破すると予想され、地方政府は対応に動いています。