(ブルームバーグ):ロシアの首都モスクワと周辺のモスクワ州は夜間に、過去最大規模のドローン(無人機)攻撃を受け、少なくとも3人が死亡し、十数人が負傷した。
地元当局によると、郊外の住宅建物が損壊し、モスクワの製油所も攻撃の標的となった。
モスクワの4空港すべてで、16日夜から運航が断続的に混乱し、数十便の欠航と遅延の後、運航は再開された。国内の他地域への攻撃は続いている。
モスクワのソビャニン市長が通信アプリのテレグラムに投稿したところによると、同市は現地時間午前7時までに約80機のドローン攻撃を受け、防空システムが数十機を迎撃した。
ロシアとウクライナは3日間の停戦を経て、5月12日に互いへの攻撃を再開した。トランプ米大統領が8日に発表したこの停戦で、プーチン大統領は第2次世界大戦におけるソ連の勝利を記念する式典をモスクワで開くことができた。
停戦期間中も双方から一部砲撃が報告されていたが、大規模な空爆などはおおむね抑制されていた。しかし停戦終了の直後、ウクライナはドローンとミサイルによる集中攻撃を受けた。14日のキーウ攻撃では、子ども3人を含む24人が死亡した。週末にウクライナが行ったロシアへのドローン攻撃は、これに対する報復とみられる。

原題:Record Drone Attack on Moscow Kills Three, Targets Refinery (1)(抜粋)
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