米連邦準備制度理事会(FRB)は15日、ウォーシュ次期FRB議長が正式に就任宣誓するまでの間、同日で議長任期満了となるパウエル氏を臨時の議長に指名した。FRBが声明で明らかにした。

米上院は13日、次期FRB議長としてウォーシュ氏を承認したが、同氏は就任宣誓を終えるまで正式には職務を引き継がない。FRBは今回の一時的措置について、「過去の同様の議長交代時の慣行に沿った対応だ」と説明した。

FRBは賛成5、反対1でこの指名を承認。マイラン理事が反対票を投じ、ボウマン副議長(銀行監督担当)は棄権した。

FRB報道官は、ウォーシュ氏がいつ就任宣誓する可能性があるかについてコメントを控えた。ウォーシュ氏の議長職就任前に、トランプ大統領が正式な任命書に署名する必要がある。ウォーシュ氏はまた、就任前に多額の金融資産を売却する方針も示している。

ボウマン、マイラン両氏は共同声明で、パウエル氏の一時的な議長指名を支持するとしつつも、その期間は限定されるべきだと指摘した。

両氏は、承認済みの後任が近く就任宣誓する予定であることを踏まえると、臨時議長の選任期間は少なくとも1週間、遅延の可能性を考慮して最大1カ月程度に限定されるべきだとした。

さらに、その期間内に次期議長が就任宣誓しなかった場合、一時的な指名についてはFRBによる再投票、もしくは大統領による措置の対象とすべきだとコメントした。また、この問題についてFRBの法律顧問と協議したことも明らかにした。

その上で両氏は、期限を設けない一時的な議長指名には賛成できないため、今回の措置を支持できないと説明した。

原題:Fed Names Powell Chair Pro Tempore Until Warsh Sworn In (2)(抜粋)

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