シカゴ連銀のグールズビー総裁は、金利を巡り、現時点ではあらゆる選択肢が検討対象だとの認識を示した。

グールズビー氏は8日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで「現状を踏まえると、少なくとも私には、検討され得る選択肢が利下げだけとは考えられない」と述べた。

動画:ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで語るシカゴ連銀のグールズビー総裁

米連邦公開市場委員会(FOMC)は28、29両日に開いた定例会合で、主要政策金利の据え置きを決定した。3人の当局者は据え置き自体は支持したが、声明文に盛り込まれた将来的な利下げ再開を示唆する文言に反対した。これらの当局者は、次の対応が利下げにも利上げにもなり得ることを示すべきだとの立場を取った。

連邦準備制度理事会(FRB)当局者らは近い将来の利下げ検討から距離を置きつつあり、グールズビー氏の発言はこうした流れを裏付ける。背景には、米国とイランの戦争をきっかけにエネルギー価格が急騰し、インフレ懸念が強まっていることがある。

グールズビー氏はこの日、利下げと利上げの双方が選択肢として残っていると強調。インフレへの懸念を改めて表明し、物価圧力はエネルギー価格だけにとどまらないとの見方を示した。同総裁は今年のFOMCで議決権を持たない。

原題:Fed’s Goolsbee Says All Interest-Rate Options Are On The Table(抜粋)

--取材協力:Maria Paula Mijares Torres.

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