ハンタウイルスへの集団感染の疑いがあるクルーズ船がスペインのカナリア諸島に向けて出発しました。こうしたなか、クルーズ船が出航した南米アルゼンチンの保健省は、感染源を特定するための調査を開始しました。
ロイター通信によると、3日からカーボベルデ沖で足止めされていたクルーズ船「MVホンディウス号」はカナリア諸島に向けて出発しました。
乗客乗員およそ150人を乗せたクルーズ船について、スペインの保健相は3日以内にカナリア諸島に到着する予定だとしています。
一方、カナリア諸島の自治州は「感染リスクがないのなら、カナリア諸島まで来る必要は全くない」として、受け入れに反対しています。
カナリア諸島に住む人たちも…
カナリア諸島の住人
「もちろん心配しています。状況は深刻です。政府は別の選択肢を検討すべきだと思います」
「新型コロナで経験したことを考えると、何が起こるか分からないというのは少し怖いです」
こうしたなか、クルーズ船が出航した南米アルゼンチンの保健省は、ハンタウイルスの感染源を特定するための調査を開始したと発表。
AP通信は、アルゼンチン当局者の話として、死亡したオランダ人夫婦が乗船前、アルゼンチン南部でバードウォッチングをしていた際にウイルスに感染したとする政府の仮説を報じています。夫婦はごみ埋立地を訪れ、そこでげっ歯類に接触した可能性があるということです。
WHOは6日時点で、ハンタウイルスへの感染確認、または感染疑いの患者はあわせて8人としていて、このうち3人が死亡しました。
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