原油相場は、アジア時間7日早朝の取引で小動きとなっている。米国とイランが中東での戦争を終結させるため新たな提案を検討していると伝わり、前日は7%急落した。

米ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)6月限は日本時間午前7時1分現在、0.9%高の1バレル=95.97ドル。北海ブレント7月限は6日、7.8%安の101.27ドルで終了した。

事情に詳しい関係者によると、米国はホルムズ海峡の段階的な再開とイランの港に対する米国の封鎖解除につながる1ページの覚書を提示し、イランがこれを検討している。イランは、仲介役のパキスタンを通じて数日以内に回答する見通しだ。

ホワイトハウスで語るトランプ米大統領

重要なエネルギー輸送路であるホルムズ海峡は2月末の開戦以降、事実上閉鎖されており、原油から天然ガスに至るまでエネルギー価格を押し上げてきた。現在、イランが通航を妨害する一方で、米国側もイランの港に寄港または出港する船舶を阻止するという、二重の封鎖に直面している。

トランプ米大統領は6日、「イランが合意内容を受け入れることを前提に、『壮絶な怒り』作戦は終了し、ホルムズ海峡の封鎖は終了する。合意しなければ爆撃を再開する」とSNSに投稿した。

「米国とイランが早急に包括的な合意に達することは考えにくいが、枠組みに合意することは、時間稼ぎにつながり、いくらかの平穏をもたらす」と、戦略国際問題研究所(CSIS)中東プログラムのシニアフェロー、ウィル・トッドマン氏は指摘した。

原題:Oil Steadies as the US and Iran Weigh Fresh Proposal to End War(抜粋)

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