(ブルームバーグ):オーストラリア準備銀行(中央銀行)は5日、3会合連続で政策金利を引き上げ、根強いインフレを抑え込む決意を鮮明にした。
豪中銀は政策金利であるオフィシャル・キャッシュレートの誘導目標を4.1%から4.35%に引き上げることを決めた。メンバー9人のうち8人が決定に賛成した。これによって昨年の金融緩和サイクルによる利下げはすべて解消された。
理事会は声明で、「キャッシュレートを3回引き上げたことで、金融政策は状況の変化に対応できる適切な位置にある。理事会は、物価の安定と完全雇用を実現するという自らの使命に注力している」とし、「それを達成するために必要と判断されることは、いかなることも行う」とした。

エコノミストの大半は今後、金利据え置きがしばらく続くと予想しているが、少なくともあと1回の追加利上げを見込んでいる専門家もいる。イラン戦争による不確実性を理由に日本銀行や米連邦準備制度など諸外国の中銀が金利を据え置く中で、今回の追加利上げは豪中銀の姿勢を際立たせるものとなった。
スワップ・トレーダーは、7-9月(第3四半期)、おそらく8月に追加利上げがあることを織り込んでおり、年末までに5回目の利上げが行われる確率を約60%とみている。
原題:RBA Delivers Third Straight Hike, Cementing Outlier Status (1)(抜粋)
もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
©2026 Bloomberg L.P.