ロシアのプーチン大統領はトルコのエルドアン大統領と電話会談し、ウクライナでの停戦を求めたエルドアン氏に対し、一方的に併合した4つの州をロシア領土だと認めることが交渉の条件だとの立場を示しました。
トルコ大統領府は5日、エルドアン大統領がプーチン大統領に対し、ウクライナとの和平に向けて「一方的な停戦の宣言と公正な解決のビジョンを示すべきだ」との考えを伝えたと発表しました。
ロシア大統領府によりますと、これに対しプーチン大統領は「新しい領土の現実を受け入れるのであればロシアは真剣な対話にオープンだ」と述べ、ロシアが一方的に併合したウクライナの4つの州をロシア領と認めることが交渉の条件だとの立場を示しました。
また、プーチン氏はウクライナに軍事支援を続ける欧米について、「破壊的な役割」を果たしているとし、改めて非難しました。

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