三井住友フィナンシャルグループ(FG)は22日、企業の決済を支えるトランザクションバンキング業務で、新たなサービスブランド「SMBC Connect(コネクト)」を立ち上げると発表した。米国をはじめ世界的に順次サービスを拡大し、海外での担当人員も増やす。

トランザクションバンキングを通じた預金集めは3メガ銀の経営にとって最重要テーマの一つに浮上している。他行では三菱UFJフィナンシャル・グループも今月からアジア向けの新サービスを投入した。メガ銀が顧客に抱える大企業は海外ビジネスを拡大しており、ドルなどの外貨の需要も増している。

三井住友FGのロゴ

発表によると、コネクトでは顧客の決済や資金管理に関する新たなサービスを今年度以降、世界各国で導入する。国境をまたいだ複雑な資金管理などについて、パソコンやスマートフォン、タブレット端末で利用できるサービスの利便性を高める。決済以外にも、経理や財務に関する業務効率の改善を人工知能(AI)でサポートする機能も検討する。

6月にまずは米国でサービスを始め、欧州、アジアへと広げていく方針だ。三井住友FGの池田和矢専務は記者会見で、「顧客の決済を起点としたニーズのさらなる高まり、顧客自身のグローバルな挑戦に併走して向き合う」と述べた。

トランザクションバンキング関連人材の採用も強化する。今後3年間で、海外拠点の人員数を現在の約110人から倍増させる方針だ。三井住友FGは同業務の強化により、今後3年で外貨で600億ドル(9兆5000億円)、日本円で4兆円の積み増しを目指している。

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