アマゾン・ドット・コムの創業者ジェフ・ベゾス氏は、物理的世界を理解する人工知能(AI)モデル開発のスタートアップ向け資金ラウンドで、約380億ドル(約6兆円)の企業評価に基づき、100億ドルの調達に近づいている。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。

同紙によれば、「プロジェクト・プロメテウス」と呼ばれるスタートアップの資金調達ラウンドは、JPモルガンとブラックロックも投資家として参加し、間もなく完了する見込み。

米紙ニューヨーク・タイムズ紙が昨年11月に報じたところでは、ベゾス氏と科学者ヴィク・バジャジ氏と共同で設立したプロジェクト・プロメテウスは、航空宇宙や自動車分野でAIによるエンジニアリング・製造の加速を目指す。

ベゾス氏のスタートアップは同氏からの拠出を含め、当初62億ドルの資金で発足した。AI開発で先行するOpenAIやグーグル・ディープマインドからも人材を獲得した。

米紙ウォールストリート・ジャーナルは、ベゾス氏が製造業の企業買収とAI導入を目的とするファンド設立に向け、1000億ドルを調達する交渉を進めていると先月報じていた。

ジェフ・ベゾス氏

原題:Jeff Bezos Nears $10 Billion Funding for AI Lab, FT Says (1)(抜粋)

(OpenAIやグーグル・ディープマインドからの人材獲得を追加して更新します)

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