飲料大手のサントリーホールディングスは、「ロキソニン」などを販売する第一三共ヘルスケアを2465億円で買収すると発表しました。健康関連事業を強化する方針です。

発表によりますと、サントリーが買収するのは、国内製薬大手・第一三共の子会社で、「ルル」や「ロキソニン」といった市販のかぜ薬などを扱う第一三共ヘルスケアです。

買収金額は2465億円で、ことしの6月から2029年の6月にかけて段階的に進め、完了する予定だとしています。

鳥井社長は、今回の買収について、「強いブランド基盤や高い専門性を有する第一三共ヘルスケア社と連携・協業し、お客様に寄り添った新たな価値を創り出したい」とコメント。

主力のアルコール事業が伸び悩むなか、サントリーは「ロコモア」などの機能性表示食品も展開していますが、今回の買収で主力のビールや飲料に次ぐ事業の柱に育てたい考えです。

ビール業界では、世界的な健康志向の高まりを背景にキリンホールディングスも海外メーカーを買収するなど、健康関連事業を強化する動きが広がっています。