米国やフィリピンなどが実施する合同軍事演習に、過去最大となる1万7000人超の軍人が参加する。中国との緊張や中東での紛争が続く中、戦闘技能の訓練を実施する。

米海兵隊が13日に発表したところによると、今年の合同軍事演習は4月20日から5月8日まで実施され、日本やオーストラリア、カナダ、フランス、ニュージーランドの部隊も参加する。

陸・海・空およびサイバー領域での訓練には、さらに17カ国がオブザーバーとして加わる。参加規模は過去最多だった2024年の1万6000人を上回る。米軍の参加人数の内訳は明らかにされていないが、昨年は米国から9000人、フィリピンから5000人が参加した。

声明によると、演習では海上警備や沿岸防衛などに関する戦闘技能を訓練する。ウクライナからイランに至る紛争や中国の軍備増強を受け、政策当局者が防衛準備の強化を進める中で過去最大規模の動員となる。

今回の軍事演習はまた、南シナ海での領有権争いを背景に、フィリピンが対外防衛へと軸足を移していることを浮き彫りにしている。同海域は資源が豊富で、中国が広範な権益を主張しており、フィリピン政府はその一部が自国の排他的経済水域(EEZ)に含まれるとしている。

原題:US, Philippines Plan Record Military Drills as War Threats Grow(抜粋)

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