高市総理のこだわりと現実 問われる政策判断

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
この問題は単に景気対策、所得を増やすための対策だけではなく、今はマーケットの信認とも絡んできます。

財源がないのに勝手に減税をすれば、イギリスの例ではないですが、日本もマーケットに相当拒絶される可能性が出てきます。イラン情勢も含めて、その辺はある程度、臨機応変に対応する必要があります。

ただ、予算の年度内成立に高市総理がこだわったことなどを見ると、高市総理は自分が言ったことに対してのこだわり、メンツが非常に強いようです。

しかしやはり総理大臣なので、自分のメンツもあるけども、国民生活や日本の財政、マーケットの信認など全体像の中で考えていくことが必要になってきていると思います。

出水麻衣キャスター:
選挙で大勝し、おそらく候補者の皆さんは「高市総理に付いて行きます」というようなことを言っていたと思います。それにもかかわらず、今このように一枚岩になれていないことが表面化してくるのはなぜなのでしょうか。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
自民党は、そういうところは非常に柔軟というか、「選挙で勝てばこっちのものだ」「勝った後は多少公約を破ってもいいのだ」という、やや自分たちよがりのところがあります。とはいえ公約なので、真剣に考える必要があります。

一方で、やはり経済情勢や社会情勢が変わっているということも勘案して、きちんと国民に見えるように議論してもらうことは大事だと思います。