財務省はきょう、10年物国債の「表面利率」を2.4%にしました。1997年以来、およそ29年ぶりの高水準です。

「表面利率」は国債の買い手に毎年支払われる利息の割合を表すもので、財務省はきょう、10年物国債の入札で「表面利率」を2.4%に設定しました。1997年7月以来、およそ29年ぶりの高水準です。

市場では中東情勢を受けて原油が高騰しているほか、円安が加速。インフレを抑え込むため日銀が早期の利上げに踏み切るのではないかとの観測から、長期金利は一時、2.39%まで上昇しています。

新たな国債の「表面利率」が市場の金利より低いと買い手がつきにくくなるため、財務省は新しく売り出す国債の「表面利率」を原則3か月ごとに見直しています。

ただ、金利が上昇することで国債の利払い費は増えることになり、さらなる財政の圧迫につながる可能性もあります。