(ブルームバーグ):米国とイスラエルは27日、イラン国内の複数の核関連施設と製鉄所を空爆した。イランもペルシャ湾岸地域全体への攻撃を継続し、トランプ米大統領の要求を受け入れない姿勢を示した。
イラン国営メディアの報道によると、米・イスラエルはアラク原子力施設の一部である研究用重水炉、ヤズド州のイエローケーキ(ウラン精鉱)生産工場、国内最大規模の製鉄所2カ所を攻撃対象とした。
一方、イランは湾岸諸国に向けて多数の無人機(ドローン)とミサイルを発射。クウェートの2つの港で被害が発生し、カタールのドーハではミサイル警報が発令された。
イランはまた、湾岸全域およびイスラエルの製鉄所に報復攻撃を行うと警告した。サウジアラビア当局は、首都リヤドを狙った多数のドローンとミサイルを迎撃したと報告した。
イスラエルのカッツ国防相も、民間人が標的とされたことへの報復として、イランに対する攻撃をエスカレートさせる意向を示した。
これらの攻撃は、トランプ氏がイランに突きつけたホルムズ海峡の封鎖解除期限を10日間延長した後で行われた。イランが応じなければ、同国のエネルギー施設を攻撃するとトランプ氏は脅している。同氏の期限延長は2回目。
原題:US, Israel Hit Iran’s Nuclear Facilities as Tehran Attacks Gulf(抜粋)
--取材協力:Catherine Lucey.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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