米アップルは、サービス分野の収益拡大に向けた取り組みの一環として、地図アプリのマップに広告を導入する準備を進めている。

事情に詳しい関係者によると、早ければ今月中に発表される可能性がある。関係者は計画が非公開だとして匿名を条件に語った。仕組みはグーグル・マップの広告と似ており、小売業者やブランドが検索語句に対して広告枠の入札を行う形式になるという。

このプログラムでは、例えば飲食店が「すし」といった検索語句に入札できる。ユーザーがその料理を検索した際に、最も高値で入札した店舗の位置情報が広告として検索結果の最上部に表示される仕組みだ。

アップルの広報担当者はコメントを控えた。

アップルのサービス事業収入は既に年間1000億ドル(約15兆8500億円)を超えているが、今回の広告でさらに収入拡大につながるとみられる。サービス事業は現在、同社売上高の4分の1超を占めており、10年前の10%未満から大きく伸びた。

米イーマーケターによると、アップルの広告事業は依然として比較的小規模ながら、今年は約85億ドルの収入が予想されている。ブルームバーグ・ニュースは以前、同社が年内にマップへ広告を導入する方針だと報じていた。

同社の計画では、広告は早ければ今夏にも、iPhoneやその他のデバイスに加え、ウェブ版のマップ内にも表示され始める見通しだ。

原題:Apple Is Set to Add Search Advertising to Maps in Services Push

(抜粋)

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