(ブルームバーグ):来週の円相場は値動きが大きくなりそうだ。中東情勢を背景に原油価格の高騰が続き、円安がさらに進みやすい状況にある。半面、緊張が和らげば相場は大きく反転する可能性がある。
三井住友銀行の鈴木浩史チーフ・為替ストラテジスト
- 原油価格が最大の注目材料
- ドル・円は160円を上抜けると円安が加速、上値は読みにくい
- イラン情勢の緊張が長引く中、少しの緩和でも値幅を伴って反転しやすい
- 日米首脳会談の注目点は対米投資の「ディール」で、ドル需要が意識されて円安圧力につながる
- 予想レンジは156-162円
◎あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジスト
- イランとイスラエルによるエネルギー施設攻撃などで中東情勢は出口が見えない
- 原油高止まりはドル・円の押し上げ材料
- ただ、片山財務相の強いけん制発言による介入警戒感から上値は重くなりやすい
- 主要中銀の政策スタンスが出そろい、今後は経済統計を材料にドル・円は高値圏でもみ合うとみる
- レートチェックなどの為替介入が実施されれば、156円付近まで円が買われる可能性がある
- 予想レンジは156-161円
主な予定
- 23日:連合が26年春闘の第1回回答集計結果を発表
- 23-27日:米ヒューストンでエネルギーの国際会議「CERAウイーク」開催
- 24日:総務省が2月の全国消費者物価指数を発表
- 25日:日銀が国債買い入れオペを実施
- 25日:ラガルドECB総裁が講演(フランクフルト)
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